2022年2月17日、ローザ・ルクセンブルク財団のウェブサイトに掲載された記事によって、月刊誌"UTOPIE kreativ" (創造的ユートピアの意)の第1号(1990年9月)から第61号(1995年11月)がオープンアクセス化したことを知りました。
解説記事によると、この月刊誌は東ドイツにおける体制転換によって生まれたもので、政治的にはPDS(民主社会党)と左翼党寄りで、社会主義の立場をとり、現在の発展過程の分析と経済・社会体制の理論的・実践的なオルタナティブについての議論を行うことを主眼としていました。
1999年9月から2001年12月までローザ・ルクセンブルク財団の委託で、雑誌と同名の社団法人によって編集されるようになり、さらに2002年1月から2008年12月まではローザ・ルクセンブルク財団自ら編集・刊行しました。
2009年9月以降、後継誌として、季刊誌 Luxemburg - Gesellschaftsanalyse und linke Praxis(ルクセンブルク――社会分析と左翼の実践)が発行されています。
さて、以下のリンクが、第1号から第61号までのオープンアクセスへのリンクになります。
こちらは62号(1995年12月)から218号(2008年12月)までのリンクになります。
関心のある方はどうぞ。