浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ラパロ条約から100年――ドイツ連邦文書館ウェブサイトより

 1922年4月16日、ドイツとソ連の間でラパロ条約が締結されました。それから100周年ということで、ドイツ連邦文書館のSNSより、この条約と関連する史料のリンクが貼られた案内ページの紹介がありました。

 

 

 このページのリード文を紹介します。

 

 イタリアのジェノヴァ近郊の保養地ラパロで、世界経済会議の枠組みで両国の間で、双方の戦費・戦争被害の賠償を放棄する条約が締結されました。また、ドイツはソ連の「社会化政策」の対象となったロシアにあるドイツ財産についてのあらゆる要求を断念すること、さらに外交関係の完全な再開が合意されました。

 

 リンクが貼られた史料は、内務省(R 1501)の "Russland. - Vertrag von Rapallo und dessen Ausgestaltng"とヴァルター・ラーテナウの遺稿(N 1048)です。

 また、参考として、LeMO(Lebendigges Museum Online)のラパロ条約の項目へのリンクもあります。

 

 

 内容的にはこちらの方が詳しいです。