浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

ウクライナにおける戦争とドイツ記憶文化―― Jacobin 紙より

 2022年10月11日、ドイツ語圏の左派系オンライン・ジャーナル、ジャコバン紙に「新たなドイツの戦闘用意か」という趣旨の論説が掲載されました。

 

 

 ロシアによる対ウクライナ戦争を機に、一部のドイツの歴史家たちが、現在のドイツ記憶文化を批判し、防衛戦争への意識を高めるように訴える議論を行っていることに警句を発し、かつ反論しています。ここで、問題視されている歴史家は、カール・シュレーゲル、ヘートヴィヒ・リヒター、シュテファン・ショルツです。

 冒頭部分では、ノイエ・ヴァッヘの歴史がまとめられていて、役に立ちそうです。