2022年7月8日、ドイツの左派系ジャーナルのジャコバン誌(Jacobin)に「ナチたちはハイパー資本主義者だった」というタイトルのインタビュー記事が掲載されました。
リード文では、保守派とリベラル派は、ナチが社会主義者だったと繰り返し主張するが、ナチズムの経済政策がどのように見えるかについて、歴史家イシャイ・ランダ氏にインタビューすると説明しています。彼の著書 Der Lehrling und sein Meister. Liberale Tradition und Faschismus (2021) での詳細な分析では、本来、ナチがどのような経済利益を追求したかを問題にしているとのことです。
ナチズムとオルド自由主義、ネオリベラリズムの密接な関係については、雨宮昭彦さんの研究が参考になります。