2023年4月11日、オーストリアの歴史系学術雑誌、Österreichische Zeitschrift für Geschichtswissenschaften (OeZG) のホームページに、「OeZGにおける性、労働、不平等」というタイトルの記事が掲載されました。
同誌がこれまでに取り組んできた「労働とジェンダー」との取り組みについて振り返っています。
こちらは、同誌の第33巻第3号(2022年)の特集「労働とジェンダー」を機に掲載されたものです。各論考がPDFでダウンロードできます。
かなり興味が引かれる論考のタイトルが並びます。目次をメモしておきます。
関連して、2022年6月7日にウィーン大学で開催されたギーゼラ・ボックによる講演「女性史家・活動家としてのゲルダ・ラーナー――ヨーロッパ=アメリカ連関」というタイトルの講演原稿が掲載されました。これはウィーン大学の第41番講義室を「ゲルダ・ラーナー講義室」へ改称することを機に企画されたものです。
この講演原稿は、2023年2月4日にウェブサイトに掲載されましたが、雑誌には2022年の第33巻第2号に掲載されています。一応、推奨される引用表記にしたがって、以下に書誌情報とリンクを貼っておきます。
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Bock, G. (2023). Gerda Lerner als Historikerin und Aktivistin der Women’s History: europäisch-amerikanische Bezüge. Österreichische Zeitschrift für Geschichtswissenschaften, 33(2), 147–158. https://doi.org/10.25365/oezg-2022-33-2-10