かなり前のことですが、2015年にオンライン・アート誌 Hyperallergic で、2000点を超える米国の急進主義的なポスターを収集したミシガン大学ジョゼフ・A・ラバディ・コレクションがデジタル化されたという記事が掲載されたことを知りました。
ミシガン大学図書館のラバディ・コレクションについては、以下にリンクを貼っておきます。
Hyperallergic の記事の冒頭では、急進主義の歴史についての最も古い出版物コレクションが、2000以上のポスター資料のデジタル化を完成させたとあります。アナーキズム、公共的自由、フェミニズム、労働、そのほかの政治的運動に関わるポスターとのことです。
このブログでは、Hyperallergic に掲載されたほかの記事も以前に紹介したことがあります。関心のある方はどうぞ。
ポスターのような図像史料のデジタル化は、講義でも紹介したいので、ありがたいですね。これまでこのブログで紹介した、類似のものとしては、以下のものがあります。関心のある方はどうぞ。
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「マルクス記念図書館(Marx Memorial Library)ポスターコレクションのインターネット公開」浅田進史研究室/歴史学ブログ、2020年7月17日
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「アムステルダムの国際社会史研究所ホームページからみるアナーキズムのポスターコレクション」浅田進史研究室/歴史学ブログ、2021年9月3日
このときには、「国際社会史研究所」にしていますね。「社会史国際研究所」に統一すべきか、ちょっと悩んでいます。ひとまずそのままにしておきます。