ウィーンを拠点に、オンライン上で、歴史研究者と共同で過去に何があったのかを伝えるドイツ語のウェブサイト、wasbishergeschah.at を知りました。
直訳すると「いままで何がおきたのか」という意味です。
ウェブサイト紹介ページでは、「過去への窓を開く」として、歴史は簡単には「起きない」と語りながら、人間を中心に置くと宣言しています。人々は何を考え、希望し、愛したのか、あるいは何を恐れ、憎んだのか、そして何をしたのか、と問いかけます。
研究者との協力で、歴史の知へのアクセスを促すことが目指されています。
たとえば、「グッバイ・ドイツ!」というページでは、ドイツ植民地へ向かったドイツ人入植者男性と結婚するために向かったドイツ人女性に焦点をあてています。
写真や年表がついており、歴史教育向けによさそうです。