2020年10月、東ドイツ時代のシンティをテーマにした写真集が出版されました。タイトルを訳せば、「ドイツ民主共和国のなかのシンティ――マイノリティの日常」になります。
この写真集の書評がドイツの週刊新聞『デア・フライターク(der Freitag)』紙オンライン版に掲載されました。リンクを貼っておきます。
本書には、シンティとロマに対する差別・偏見の歴史、ナチ時代の虐殺、そしてドイツ民主共和国(東ドイツ)時代の忘却と芸術にのみ触れられる扱われ方について解説する章が含まれているとのことです。
ナチ体制下のシンティ・ロマの虐殺については、このブログでも同じく『デア・フライターク』紙に掲載された記事を紹介しました。
先に紹介した書評には、合わせて以下の本も紹介されています。
この本については、ローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトでも関連して、3人の女性へのインタビューがアップされています。リンクはこちらです。