2020年11月15日、「脱植民地的ベルリンアフリカ会議(Dekoloniale Berliner Afrika-Konferenz)」がベルリン・ミッテ地区のヴィルヘルムシュトラーセ(ヴィルヘルム通り)92番の「プロイェークト・ラウム(Projektraum、企画室の意)」からライブ配信されました。YouTubeで公開されています。
11月15日は、「アフリカ分割」で悪名高い1884・85年のベルリン会議が開催された日です。この日に合わせたこのプロジェクトは脱植民地化の実践といえるでしょう。開催された場所であるヴィルヘルムシュトラーセ92番はかつての帝国宰相府と外務省の間に立地しています。
これは2020年1月に始まった「脱植民地的都市記憶文化(Dekoloniale Erinnerungskultur in der Stadt)」と題された文化プロジェクトの一環です。ホームページはこちらです。
このプロジェクトは、Berlin Postkolonial e.V.、Each One Teach One - EOTO e.V.、Initiative Schwarze Menschen in Deutschland - ISD-Bund e.V.、Stiftung Stadtmuseum Berlin の共同プロジェクトであり、ベルリン市文化行政を含め多くの機関・団体・個人が関与しています。
2020年11月14日付のtaz紙オンライン版に関連記事が掲載されています。関心のある方はぜひご覧ください。