浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

『ベルリン情勢(Berliner Zustände)』 の発行停止と今後について――ベルリンの極右勢力の監視・記録活動団体 apabiz より

 ベルリンの極右勢力の情勢を監視し、情報収集と資料保存の取り組みを進める団体 apabiz のウェブサイトで、年次報告書『ベルリン情勢(Berliner Zustände)』 の発行停止が告知されました。

 

 

 同報告書は、2007年以降、16年間にわたってベルリンにおける極右、人種主義、反ユダヤ主義についての都市の「影の部分」を伝えてきたものです。活動は新たな段階に入ったと述べ、今後、ベルリンにおける組織化された極右勢力に限らず、人種主義、反ユダヤ主義、反フェミニズム、シンティ・ロマ差別、LGBTQ+に対する憎悪にも取り組んでいく、と説明されています。

 

 これまで発行された同報告書(2007年-2020年)は、以下のリンクからダウンロードできます。

 

 

 apabiz については、以前にもこのブログで取り上げました。関心のある方はこちらをどうぞ。