2023年2月10日にドイツ語圏の左派系オンライン誌 Jacobin に、生誕125周年を記念して、ベルトルト・ブレヒトがいかに古典となったか、彼の作品をめぐる同時代の評価を論じた記事が掲載されました。
タイトルは「意に反した古典」という意味で、リード文では、125年前に生まれたベルトルト・ブレヒトの作品は古典になったが、それでもそれらの革命的な潜在性は失われていない、と述べられています。
たしかに1956年にブレヒトが亡くなった冷戦という時代状況のなかで、いかに各国に受容され、古典になっていったかという視点は、興味深いですね。