2022年7月15日、ドイツ語圏の左派系メディア nd 紙に、「歴史的な住宅賃貸狂乱」というタイトルで、150年前のベルリンのブルーメンシュトラーセという通りで起きた立ち退きをめぐる抗議と騒乱について紹介する論説が掲載されました。
最初の段落を要約します。
住宅空間に対する闘争と誤った都市発展は、ベルリンで決して目新しい現象ではありません。その衝突は少なくとも150年前までさかのぼることができ、そしてその最もスペクタクルな出来事の一つに、1872年7月のブルーメンシュトラーセ騒乱があります。数日にわたって、ベルリンは蜂起した住民とプロイセンの秩序権力との激しい衝突の舞台となりました。今日の状況をみてもまた、この抗議の原因と状況を想起することに価値があります。
続いて、「ベルリンの住宅不足」と「賃借人の革命か」と題した節が続きます。都市史の王道のテーマですね。