浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

第一次世界大戦後ベルリンにおける土地所有の社会化の試みとその失敗――Jacobin紙より

 2022年2月14日、ドイツ語の左派系オンライン・ジャーナル、Jacobin 紙のウェブサイトに、「どのように最初のドイツ社会化委員会は失敗したか」というタイトルの論説が掲載されました。

 

 

 1918年、ベルリンにかつてイニシアティブ「ドイツ住宅会社を接収する(Deutsche Wohnen & Co enteignen)」という組織が設立され、ベルリンの一大不動産コンツェルン「ドイツ住宅会社」の資産の社会化が議論されました。この記事はどうしてこの試みが失敗したのか、そしてその経験から何を学ぶことができるのか、と問いかけるものです。

 第一次世界大戦直後のドイツ社会のひとコマです。講義で紹介してもいいですね。