浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

1992年ロストック=リヒテンハーゲンでのポグロムについて

 1992年8月、ロストック=リヒテンハーゲンで起きた大規模なポグロム、人種差別的な排斥運動・暴動から30年目ということで、当事者の経験を回顧するインターネットラジオ放送や論説を紹介します。

 

 まず、Radio Dreyeckland というインターネットラジオ放送から。こちらでは、モザンビーク出身の元契約労働者デヴィッド・マコウさんが当時の体験を語っています。

 

 

 次に、ローザ・ルクセンブルク財団のウェブサイトから。こちらはヴェトナム出身の元契約労働者によるポグロム体験についてのインタビューを基に、演劇作品のように編集されたものです。

 

 

 同じく同財団ウェブサイトに掲載された関連する論説として、以下をどうぞ。

 

 

 以前に移民女性の視点からこの事件について論じたレポートを紹介しました。事件の内容について、若干、説明しています。関心をお持ちの方はどうぞ。

 

 

【2022年9月23日追記】

 関連記事を追記しておきます。

 まず、ドイツ語圏の左派系メディア nd 紙より、2022年8月20日に30年目を機とした論説が掲載されました。こちらは、東西ドイツ統一事業の国民主義的な動員は、当時の与党キリスト教民主同盟が約束した「栄えある景色」ではなく、人種主義的なポグロムの波を生み出したと批判しています。

 

 

 次に、2012年8月3日にYouTubeにアップされたドキュメンタリー動画(Spectacle London、JAKO videocoop、Rostock制作、1993年、78分)です。

 

 最後に、ak というオンライン論壇サイトで、1992年11月19日付の記事です。「ロストックの警察と政治――『機能不全』が望まれた」というタイトルで、人種主義的暴動が放置され、過激化した当時の様子が報告されています。

 

 

【2022年9月28日追記】

 ツァイト紙のオンライン版が提供するポッドキャスト放送で、2022年8月24日に、この出来事が取り上げられています(1時間12分)。