ふたたびドイツ語圏の人文社会科学系プラットフォーム、Hypothesesに掲載された記事の紹介です。
表題は、「ドロイゼンについてトランペットを鳴らす――歴史家のためのMastodonマニュアル」という意味ですが、歴史家ドロイゼンについてはまったく触れるものではありません。著者もそのことを断っています。
Mastodon は、脱中心的・非商用・コマーシャルなしをうたうソーシャル・ネットワーク・サービスです。
著者は、イーロン・マスクへのTwitterの売却と、その研究者のコミュニケーションに重要な情報プラットフォームの変化によって、多くの研究者がオルタナティブを探すようになったと指摘します。そして、Twitter移民の一つの選択肢がMastodonで、この記事では、その活用法が説明されています。
英語圏の人文社会科学系サイトでも、Mastodonは紹介されており、記事では、その例として、Humanities commonsの解説へのリンクが貼られています。
Mastodonのコンセプトはいいと思いますが、これがどれほど広がるかは、まだ未知数だと思います。ひとまず日本語に設定したMastodonのリンクを貼っておきます。