2023年5月25日、ローザ・ルクセンブルク財団のウェブサイトに、グラフで東西ドイツの格差を示すグラフが掲載されました。
ドイツ再統一から30年以上を経ても、東西の差は深まっており、いまだ「二級的」な立場にある、と指摘されています。
解説では、東ドイツの人びとは、平均的に稼ぎが少なく、資産もより少なく、政治・経済・メディア分野での幹部に入る人もわずかであり、それは資産を奪った政策の結果だと批判しています。したがって、二級市民であるという感情は、物質的な核心をもっているといいます。そして、東西ドイツの真の民主主義には、同等の生活状況だけではなく、自己決定的な発展が必要だと締めくくっています。
グラフは分かりやすくて便利です。