浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

キッチン・ポリティクス――ローザ・ルクセンブルク財団ウェブサイトの書評より

 「キッチン・ポリティクス――クィアフェミニスト的介入」というシリーズ本がドイツ語で刊行されていることを知りました。2023年に刊行された『台所の新秩序』でもう5冊目とのことです。

 この本について、ギーゼラ・ノッツさんがローザ・ルクセンブルク財団のホームぺージで紹介していましたので、ここにリンクを貼っておきます。

 

 

 2019年に亡くなったフェリツィータ・ロイシュィングさんへの追悼と彼女の論考と合わせて刊行された論集とのことですが、その考察の中心には、ロシアの社会主義革命家アレクサンドラ・コロンタイの台所構想と設計が据えられています。コロンタイは、社会改造は台所の根底的な改造を要求することを意識していたと指摘されています。

 

 コロンタイについては、以前にこのブログで触れたことがあります。これもローザ・ルクセンブルク財団ホームページに掲載された論説の紹介です。関心のある方はどうぞ。