体調を崩してしばらく寝込んでいました。ようやく少しずつ日常に戻りつつあります。このブログも無理しすぎずに更新していきたいと思います。
だいぶ前の記事ですが、2022年11月23日に、Geschichte der Gegenwart(現在の歴史)に、「メルン、1992年――暴力と不安、軽蔑と連帯」という論説が掲載されました。
東西ドイツ統一してまだ間もない1992年11月23日に、ドイツ北部のシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の街、メルンで起きたトルコ系家族の家への右翼による放火殺人事件を振り返るものです。
この右翼の攻撃は、統一ドイツにおける移民の生活を、さらには1990年代初頭の国家と社会による右翼の暴力と付き合い方も同様に変化させるものであったと指摘されています。
読了時間の目安は12分とのことです。