2024年1月25日、デジタルドイツ女性アーカイブのホームぺージに、ドイツ民主共和国時代のキリスト教平和運動のなかで積極的に活動した女性芸術家、インゲボルク・ガイスラー(1941-2020年)について紹介する記事が掲載されました。
インゲボルク・ガイスラーは、1980年代にドイツ民主共和国期のキリスト教平和運動のシンボルとなる、「剣を鋤に」(ミカ書4:3)をデザインした芸術家です。
彼女の史資料については、すでに生前からドレスデン女性市立文書館(Frauen*stadtarchiv Dresden)への贈与が進んでいました。彼女が亡くなってから、残りの史資料も遺贈の対象に加わったとのことで、またその一部はザクセン民芸博物館(Museum für Sächsische Volkskunst)とドレスデン工芸博物館(Kunstgewerbemuseum Dresden)にも譲渡されるとのことです。
この史料のデジタル化とオンライン公開について、デジタルドイツ女性アーカイブが一年間の事業として助成しているとのことです。