今回は、ドイツのテューリンゲン州における植民地主義的過去についての取り組みを紹介します。
直訳すれば「テューリンゲンにおける植民地遺産――エアフルト/イェナ学術調整局」になりますが、主旨としては、同州における植民地主義的過去について、学術と社会の対話をコーディネートする部局ということです。その活動は、植民地遺産をめぐるアクチュアルな議論のなかで大学と研究プロジェクトを推進することを目的としています。
まだ、活動を始めたばかりのようですが、いくつものメディアで取り上げられています。
地域からポストコロニアリズムと向きあう取り組みですね。
こちらの活動は、2022年6月にライプツィヒで開催されたワークショップ「ザクセン・ポストコロニアル」に参加したことで知りました。このワークショップについては以下をどうぞ。