ドイツ語圏の歴史学系書評ウェブサイト sehepunkte(視点・観点の意)の第23巻第9号(2023年)に、オーストリア左翼の歴史についての概説書の書評が掲載されました。
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Robert Foltin: Die Linke in Österreich, in: Sehepunkte, 23: 9 (2023), rezensiert von Sebastian Voigt.
同書の副題に「入門」とあります。12章構成で、ほかの著者による2つのコラムが挿入されているとのことです。よい概観を与えてくれる本で、とくに1945年までの歴史は、オーストリア左翼の特徴を理解する基礎を提供してくれていると指摘しています。また、著者の議会外の左翼勢力への政治的共感は、その詳述に表れていると紹介されています。