2023年2月末にバイエルン州立図書館での資料収集のために、ミュンヒェンへ行ってきました。
その週末にミュンヒェン市博物館を訪問したところ、クルト・アイスナー(Kurt Eisner)にまつわる展示も見つけました。同博物館では、生誕150周年にあたる2017年にクルト・アイスナー展を開催しており、いまでもオンライン展示を参観できます。
クルト・アイスナーは、ジャーナリスト・社会民主党の政治家として活動し、ドイツ11月革命時にミュンヒェンで革命の先頭に立ってバイエルンの王政を打倒し、共和政を樹立した人物として知られています。共和政となったバイエルンの最初の、それもユダヤ系の首相でした。首相になってわずか100日後の1919年2月21日に、彼は路上で射殺されました。
彼の経歴を紹介するウェブサイトのリンクをいくつか貼っておきます。
まず、オンラインのドイツ史事典 LeMO(Lebendiges Museum Online)はこちら。
次に、ドイツ連邦文書館ウェブサイトでのアイスナー暗殺事件の紹介ページです。
最後に、2017年5月14日にドイツ放送のウェブサイトに掲載された生誕150周年に合わせた論説です。