浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

右翼に抗する労働闘争――デジタル教育プラットフォームL!NXより

 批判的視点から様々な社会問題の基本的な知識を身につけたいすべての人に開かれたデジタル教育プラットフォームを謳う、ドイツ語・英語のウェブサイト L!NX というウェブサイトがあります。このサイトについては、このブログで以前にも紹介したことがあります(こちら)。

 2022年の話ですが、そこに「ドイツ連邦共和国――労働組合と人種主義」というタイトルの項目があることを知りました。

 

 

 ドイツ語・英語のどちらもあります。英語版をご覧になりたい方は、上記のリンク先のウェブページ上部の「EN」をクリックすると切り替わります。

 

 リード文を要約すると、ドイツの労働闘争には長い伝統があるが、よりよい労働条件を求めるだけではなく、反人種主義・反ファシズム闘争と結びついていたと述べています。そして、2015年の(シリア内戦などによって生じた)「移民の夏」後、労働組合の政治教育のなかで、右翼の過激さに対して難民・移民政策の現実主義的な像を対置しようと力を入れていると説明しされています。

 

 5分で読めるようですが、わたしにはもうちょっとかかりそうです。

 以下に続く段落の見出しは、「ドイツにおける労働闘争――成果と現状」、「公的業務・交通セクターにおけるストライキ」、「要求は何か」、「今後どうなるか」です。