浅田進史研究室/歴史学

研究・教育・学会活動ノート

Googleからの閲覧回数の多かった記事(2023年5月末時点)

 学会シーズンの5月が過ぎました。それで研究会発表や学会仕事が一息つくわけではないですけれども。

 さて、1月から毎月一度、TwitterGoogleはてなブログ、Bing、Yahoo!の順に閲覧回数の多かった記事を紹介してきました。一巡しましたので、また改めてGoogleからこの間に閲覧回数の多かった記事を紹介します。

 前回は、「ローザ・ルクセンブルク著作集の完全オンライン版公開について」の記事がTwitterでずいぶんと紹介されたおかげで、Twitterからの閲覧回数が多かったのですが、ふつうはGoogeからの閲覧回数が多いのです。

 

 今回は順序を変えて、Googleから5月末時点で閲覧回数の多かった記事トップ5を紹介します。

 

Googleからの閲覧回数の多かった記事トップ5(2023年5月31日時点)

 

  1. ドイツの大学で歴史学を学びたい人に(2020年9月5日)
  2. フレデリック・ダグラス「奴隷にとっての独立記念日」演説についてのあれこれ(2020年9月23日)

  3. 「歴史家論争2.0」――マイケル・ロスバーグの論説より(2021年1月20日)
  4. ドイツ連邦文書館の画像データバンクの利用方法――1939年9月1日のナチ・ドイツによるポーランド侵攻を例に(2021年1月26日)

  5. ラーフェンスブリュック強制収容所を生き延びた女性労働者の自伝について(2021年1月8日)

 やっぱり大学の講義やゼミで使えそうな記事が長く残りますね。いずれも2020-2021年の記事がランクインしていることが興味深いです。

 

 この5か月の間にGoogleからの閲覧回数がとくに伸びた記事も5つ紹介します。

 

  1. セティフの虐殺について――ローザ・ルクセンブルク財団HPより(2022年6月8日)

  2. ドイツ連邦文書館所蔵ヴァイマル共和国期史料のデジタル化――「黒い恥辱」関連資料(2021年1月27日)

  3. フンボルト・フォーラムへの反植民地主義的批判――taz紙より(2021年10月8日)

  4. ドイツデジタル図書館について(2020年12月28日)

  5. カントと植民地主義――Deutschlandfunk Kulturより(2021年1月14日)

 

 どれも最近の記事ではないですし、他の媒体からのアクセスも比較的多いですが、「セティフの虐殺」が伸びたのはちょっと意外です。どこかで話題になったのかな?と思います。2の「黒い恥辱」もやっぱり最近関心が高まっているテーマですよね。